スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

発音が悪くてもよい発語は

 発語は全ての人がわかるようにきれいな発音にしていくことを目指しています。ですが、その中で発音が悪くても直さない場合もあります。

 それは自発的なタクトと自発的な音声模倣の場合です。なぜかというとこれをきれいにしようとして音声模倣させると自発的発語自体が消失してしまう可能性があるからです。

 例えば以下のようなケースです。

(ミニカーで遊んでいる)
大:ぶーぶーだね。
子:ぷーぷー
大:真似して、「ぶーぶー」
子:ぶーぶー

 このようなやり取りでは自発的に真似したこと自体がすばらしいのでわざわざ発音を直す必要はないです。また以下のようなケースも直す必要がありません。

(ミニカーで遊んでいる)
子:ぷー
大:真似して、「ぶーぶー」
子::ぶーぶー

 こちらも同様に自発的なタクトであるので発音矯正する必要はありません。「ぶーぶー」だねと適切な言い方で返答してあげるだけでよいです。

 逆に言うと、マンドとして機能している言葉はすべて強化しなければなりません。例えば、遊びの中で「これ何」と聞いてきたりする場合は発音矯正をします。このように発音矯正をする必要がある発語とない発語を明確に分けてサポートしていきましょう。
スポンサーサイト

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

親が話しかける回数が多いほど、幼児の言語能力が発達する(米研究)

米スタンフォード大学の研究グループは、長期間の親子間の会話をモニターして調査した結果、「親が子どもに話し掛ける回数が各家庭で非常に差があり、その回数が多いほど、幼児の言語能力が発達する」ことを明らかにした。この内容は9月10日付で「Psycological Science」誌に掲載された。

この研究グループは親と幼児の会話を1日当たり10時間記録し、親や別の媒体(テレビ、ラジオ等)からの言葉の回数を計測した。その結果、各親によって話し掛けられた単語の数は1時間当たり67語から1200語と非常に差があることが分かった。さらにそれぞれの幼児が2歳になったときの言語能力を調査し、話し掛けられた言葉の回数との関係を調べた。その結果、親から直接話し掛けられた回数が多いほど幼児の言語能力が高いことが分かった。一方、テレビやラジオから流れた言葉の回数とはこの関係が見られないことが分かった。
(一部略)
http://irorio.jp/yangping/20131017/82408/
http://news.stanford.edu/news/2013/october/fernald-vocab-development-101513.html

 この研究で難しいところは遺伝を考慮することだと思います。そもそも子どもにたくさん話しかけるという行為が後天的に得られるものなのか、先天的なものなのかの判断は難しいです。

 つまり、大人が子どもにたくさん話しかける能力がある=その親の子どもが先天的によく話す能力を有しているという可能性があるということです。

 これを実証するには一卵性双生児を一人はよく話しかけ育て、一人は関わりを減らして育てるということが必要ですが、倫理的に実行できる可能性はありません。

 医師や心理士は言語の発達が遅れている子どもの親に対して「いっぱい話しかけて下さい」とアドバイスをしますが、これだけで言語の発達をサポートするには不十分です。たくさんの話しかけ(言語のシャワー)は言語が話せるようになってからの模倣には大いに関係していますが、話すことには関連性が低いように感じます。

 話すことを強化するには自発発語を全強化することが一番効果的です。例えば、遊んでいる時に、「ブーブーだね」と車を走らせ、子どもが「あ」等の発声ができた場合は「そー!」と言ってくすぐってあげるといった手法です。このように、基本は声かけをしながら生活をし、声を出せたら注目してほめてあげるという手法により子どもは注目してもらいたいため、くすぐってほしいために声を出すようになります。マンドトレーニングと並行して行うと効果的です。

 他者とコミュニケーションを取らないASDの子ども程、独り言が少ないという研究結果(Michelle R. Sherer and Laura Schreibman,2005)もあり、私もその通りだと感じています。言葉が少ない子どもは遊んでいる時に独り言をブツブツ言っている状態を目指しましょう。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

ことばの連想ゲームになることを防ごう

 ABAセラピストの中には、適切な言語が出ない場合、以下のようなプロンプトを使う人がいます。

 例えば、「かして」と言わせたい場面で

大:何て言うんだっけ?
子:あけて
大:「か」
子:かして
大:はい、あげる

 一見正しいやり取りに見えますが、これは典型的なダメな方法です。なぜかは次のようなやりとりをする場合に分かります。

 (お絵描きをしながら「描いて」と言わせようとしている)
大;か
子:かして

 このように、「か=かして」と子どもに連想ゲームのように知っているマンドを出させているだけなのです。この方法だと新しいことばを教えようとする時に困難が起こりますので使わないほうがよいです。

 代わりに適切なマンドを教えて一人で言わせる、スペーシングでマンドを言わせるという方法を使いましょう。

大:何て言うんだっけ?
子:あけて
大:真似して、「かして」
子:かして
大:「かして」だね!じゃあ、言って
子:かして
大:「かして」!はい、どうぞ!

 このように教えることで子どもは適切なマンドを使えるようになります。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

発音の明瞭性を測る

 声の大きさは音量という指標がありますが、発音の明瞭性というのは計測方法がありませんでした。ですが、現在実施している方法があります。

 それは音声認識ソフトを使用することです。スマートフォンではAndroid、iOSともに音声認識ソフトを使うことができます。それにより正確に認識できたらきれいな発音と見なすことができます。

 ソフトごとの癖があり、明瞭な発音が常に聞き取れるようになっているとは限りませんが、一つの指標になると思います。また実践した結果は報告します。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

声が小さくなること予防する

 以前、声のボリュームを上げる方法を説明しました。今回はツールを使って声が小さくなることを予防する方法をお伝えします。

 方法は簡単です。音量測定器をタブレットやスマートフォンにダウンロードしましょう。

 Androidでしたらこちらのアプリが使いやすいです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=kr.sira.sound&hl=ja
 有償版でしたら、音量により画面の色が変わるようになりますのでより使いやすいですが、ただ色が変わる音の大きさを設定できないのが難点です。

iphone、ipadでしたらこちらです。
https://itunes.apple.com/jp/app/decibel-ultra/id410139517?mt=8
 英語なので少々使い辛いかもしれません。

 目安としては「聞き手のそばにおいて80db」です。どこで話していても相手にこの音量以上で聞こえていれば明確に聞き取れます。

 ただ、機器によって誤差がでますのでそれぞれの機種で実際に計測して基準値を決めましょう。そして自発マンド時などに置いておき、一定の数値以上であれば強化するという方法で声のボリュームを一定に保ちます。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

検索フォーム
プロフィール

Haffy

Author:Haffy

最新記事
カテゴリ
リンク
リンク
月別アーカイブ
総閲覧者数
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。