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PRTとDTTの役割分担について

 PRTDTTはどちらも療育の手段として有効です。ではどのように使い分けるのがよいでしょうか。

 DTTは新しい行動を教える、もしくは集中することが必要な事柄を教える時に使います。PRT(の遊び)は好子を増やす作業や他者とのやりとりを教える時に使います。

 イメージとしてはDTTは質、PRTは量です。DTTで習得したものをPRTで般化させるだけではなく、PRTでできるようになったことをDTTでさらに質をあげるといったことが可能です。
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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

幼児に対するPRT+DTTによる自発マンドの形成(映像)

 幼児に対する言語訓練をYouTubeにアップしました。

            
          
 実際の訓練時間は約18分です。

 好子のお菓子やiPadは幼児の目の前に置かれていますが、こちらから働きかけるのではなく、自発的に何か行動を起こすことを待ちます。このように子どもが自分から好子を欲しがっている時でなければ、効果的にセラピーは行えないので注意しましょう。

 訓練は以下の手順に分かれています。
1.自主的発語の全強化 ~1:06
 全ての自主的発語をマンドとして機能させ、強化します。

2.自主的発語+DTT「い」 1:07~1:52
 自主的発語をさせた後、DTTで「い」の発音を教えます。最初は「い」の口の形ができるだけで強化します。

3.自発マンドの「い」 1:53~3:21
 DTTで「い」の練習を続けると勝手に「い」というようになります(2:03~2:13)。自発で「(ちょうだ)い」をマンドとして出させます。なかなか自発で言えない場合は、音声模倣により「い」を教え、その後、好子を振る等して自発マンドの「(ちょうだ)い」を促します(2:18~2:50)。

 全ての過程でアイコンタクトをしなければ反応はしません。そうすることで子どもは要求時にアイコンタクトを必ずするようになります。

 「い」がきれいに言えるようになったら、「だい」→「ちょ、う、だい」→「ちょう、だい」→「ちょーだい」のように適切なマンドに変更していきます。

※この女の子は1歳5か月の定型発達児です。今回の映像はあくまで技術のデモンストレーションとして行ったもので、1歳代から言語訓練をする必要性はないです。2歳ちょうどの時点で2語文が出ていない場合にこのような言語訓練を実施することをお勧めします。

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喃語の全強化について

 以前、発語がまだない子どもはPRTの遊びの中で喃語をほめ言葉や笑顔、くすぐり等で全強化することをお勧めしました

 注意点としては
・笑い声は発語ではない
・口を閉じての発語は発語と見なさない

ということです。笑い声は強化しても発語にはつながりませんし、口を閉じての発音も同様です。これら以外の発語であればなんでもよいので発語を強化していきましょう。すぐに遊び中、常に何かしらの一人言を言う状態にできます。

 注意点としては、ここだけの段階に満足していてはいけないということです。フリーオペラントの手法でも、これ以降の発語の方法が説明されていないということが問題点です。例え、独り言が増えたとしてもその後の言語による適切なマンド等には繋がらないため、PRTによるマンドトレーニング等も並行して行わなければなりません。

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KYになろう

 ご家庭でのセラピーでマンドを多く出す方法は、ずばりKYになることです。つまり、お子さんの表情や仕草だけで何かを与えるのではなく、マンドを出さないと気付かないふりをするのです。

 マンドを出せる場面は日常に多く存在します。例えば、
・ドアを開ける
・取れない物を取る
・何か物を開ける
・食事をする
・テレビをつける
・くっつけられないブロックを渡す

等です。これらにマンドを全て要求することにより、言葉が多くなります。また、すでに話せている子どもでもマンドを上手に、他の場面で使用できるようにしていくため、マンド以外ではマンドに応じないようにしましょう。マンドでない言葉の例は
・「これ、開かない」
・「ママ、お茶」
・「これ欲しい」
・「お腹すいた」
等です。

 これらは適切なマンドではないので、間接言語プロンプト待つプロンプト等で「○○して」「○○ちょうだい」といった形に変更していきましょう。ご家庭で実施するのは他人行儀のような気がしますが、これも外で苦労しないようにするためです。積極的に適切なマンドを教えていきましょう。

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拒否や助けを求めるマンドを教える

 私は今までマンド

好子を欲しがっている時のマンド(要求が強く、自発性が求められる)
・遊びの中でのマンド(要求が弱く、音声模倣で引き出す)

の2つと見なしていました。ですが、今回あまり重視していなかった「困った時に助けを求める場合や拒否を伝える場合のマンド」も大切であると感じました。

 特に無発語の子どもは拒否や助けを求めることを奇声や泣くことで要求してしまうため、教えることが必要です。

 このマンドは好子を欲しがる時のマンドと同じで自発性が重要です。この種類のマンドの出し方は以下の通りです。

1.助けを求める場合
 子どもが泣いて奇声をあげても身体的なケガ等以外の場合は無視する。奇声以外の発声があったら助ける。発音できる子どもはその際、適切なマンドを伝え言わせる。

2.拒否を伝える場合
 子どもが遊んでいたりする時に子どもの手を掴んだり、子どものおもちゃを勝手に取り上げてしまう。子どもが奇声、泣き声以外の音声がでたら子どもが嫌がることをやめる。発音できる子どもは音声模倣により適切なマンドを言わせる。

 このマンドは落ち着いて言うことが難しい場面になることが多いので、泣いていてもマンドが言えたら要求に応えます。かなり言語が出ている子どもでも拒否をさらっと言語で伝えることは難しかったりするので、できるかどうか確認してみて下さい。他のマンドと合わせて練習することで、どんな時も言葉で相手に何かを伝えようとする能力が身に付きます。

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