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すくすく子育て「困ったちゃん対策」

 泣く行動が多く、泣いたらミルクを要求する子どもに対して
 小﨑恭弘氏(神戸常盤大学こども教育学科准教授)は「儀式、お約束になっている」「本人もしんどい」「ミルクは儀式。無理にやめなくていい」「量を減らすといった対応を」
困った子を育てる場合は2つのポイントがあり、「今の積み重ねが将来を作る」とのことです。
 
 大日向雅美氏(恵泉女学園大学大学院教授 発達心理学)は「顔を見て大丈夫だと思う」「冷静に子どもが自分のことを見ている」「もう出口はそこまで来ている」「言葉のやりとりができるようになったら癇癪が消失する」とコメントしていました。

 アドバイス内容が全く具体的ではありません。
・儀式
・顔を見て大丈夫だと思った
・冷静に子どもが自分のことを見ている
・もう出口はそこまで来ている

 お二方はなぜこのようなことがわかるのでしょうか。泣く行動は明らかに要求手段として使われていました。まずは泣いている時は消去し、泣き止んで落ち着いてからミルクをあげるということで簡単に行動は消失します。

 小崎氏の述べた通り「今の積み重ねが将来を作る」のです。だから癇癪行為はできるだけ早くなくした方がよいです。

 おもちゃの取り合いで他の子どもを叩いてしまう子どもに対して
 小崎氏は「自己中心的な考え方なのは当たり前」「子どもは恐竜だと思えばよい」「まずは自分一人でじっくり遊べたらよい」と説明していました。

 大日向氏は「要求手段として暴力行為が出ているのでダメよと言わなくてよい」「広場や支援センターに行かなくてもよい」とのアドバイスでした。

 二つとも観点を変える、発達を待つという方法で直接的に問題行動を減らすアプローチではありません。小さい子どもの攻撃行動には簡易のタイムアウトが有効です。壁向きに座らせるといったことはしませんが、暴力行為が出た瞬間に「やめてね」と声をかけその場で手を押さえて10秒間何もできないようにします。もちろん、言葉がわかるようになってきたら「貸して」「やめて」という言語行動を同時に教えることが有効です。
 もう一つの方法としては家で親が貸し借り等の方法を一緒に遊ぶことにより教えることができます。

 人見知りをする子どもに対して
 小崎氏は「他者をよく観察している」「人見知りは誰が自分の役にたつか見極めている」「だんだんよくなってくる」

 大日向氏は「安全基地を作っている状態」「徐々に他の大人になれるようになる」

 人見知りが放っておいてもよくならないケースもあります。その場合は園や小学校での母子分離の負担が多くなり、1か月ほど園で泣きっぱなしというケースも少なくありません。この場合は積極的に母子分離をしていくことが必要です。タイマーを使った方法が実施しやすいです。この場合、お母さんが「ちょっとでかけてくるね」とタイマーを渡して別の部屋に移動します。この場合、泣いたとしてもタイマーが鳴るまでは絶対に会わないようにします。そして、タイマーがなったら「帰ってきたよ」と存分にほめます。最初は10秒間からスタートし、1秒間ずつ時間を増やしていきます。最初は子どもも泣くと思いますが、すぐに泣かなくなります。

 欲しい物があると動かなくなる子どもに対して
 小崎氏は「身の回りのルールは変更可能」「ゆっくり時間をかけてルール変更が可能」

 大日向氏は「買う・買わないは交渉術」「今日だけは買っていいという日を設けてもよい」「他の部分でルールを守らせればよい」

 全く間違っています。妥協することがあれば動かなくなるという行動が強化されてしまいます。この場合は動かなくなっても手をつないだりしてすぐその場を離れる、立ち止まらずに帰れた時のみ何かしらのごほうびを与える方法がやりやすいです(他行動分化強化)。

 誘われると必ず「イヤ」という子どもに対して
 小崎氏は「気持ちの整理がついていないから『イヤ』と言う」
 大日向氏は「自由にさせてあげるほうがよい」「守ってほしいことは予告する」

 消すほどの行動でもないように感じますが、単純に「イヤ」と言ったらそのことはやらなければいいと思います。例えば「お菓子食べる?」「イヤ」と言ったらお菓子を与えないといった方法です。そうすると「イヤ」というとその行動ができなくなるのでやりたい時は言わなくなります。

 今までで一番酷い回でした。専門家のコメントに具体性が全くなく、「子どもってそんなもん」と言われただけでした。

 
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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

行動ウォッチャーズ

 NHKで行動ウォッチャーズという番組が始まりました。ABAは直接関係ありませんが、行動観察という観点で大変面白いです。

 基本は先行条件を操作することにより行動を変化させようという試みです。人間は一本の線のみでもルールが作られること等が実践されています。


 ぜひご覧になって下さい。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

すくすく子育て「トイレトレーニング」

 トイレトレーニングを始める時期はいつからがよいかという質問に

 井本美雪氏(保育園ベアーズ園長)は「大人の言葉がわかり意思表示(うなずく等)できるのが目安」。榊原洋一氏(お茶の水女子大学大学院教授 小児科医)は「いやという意思表示ができたら」と説明していました。彼らの説明では言語コミュニケーションに遅れがある場合は開始時期が明確ではありません。
 
 私の目安としては2歳を超えたら親がしたい時にするという方法をお勧めしています。意思表示が明確でなくてもトイレのカード等を使用すれば可能ですから。

 始める季節は

 井本氏は「季節は関係なく、子どもに合わせる」、榊原氏は「医学的に季節は関係ない」と説明しています。

 私の方法ではトイレトレーニングを始めれば紙おむつやトレパンの類は一切使わないので夏場にトレーニングを開始することをお勧めしています。その分着替えの選択が少なくて済みますし、パンツだけで過ごさせることも可能だからです。

 トイレトレーニングもしなくてもいずれできるようになるかという質問に対して

 榊原氏は「ほっておいてもできるようになる。実際にタイではおむつを使わず漏らしたら拭くということを子どもに見せるだけでできるようになる」と説明されていました。

 とても無責任な発言ですね。では、特別支援学校等でおむつを使っている生徒はなぜいつまでたってもできるようにならないのでしょうか。基本的におむつが濡れていても不快感を感じない、もしくは慣れてしまっている場合はよくなる可能性が少ないです。よって、トレーニングにより教える必要があります。

 トイレトレーニングの方法について
 
 井本氏は「嫌がっている時は無理にトイレに連れて行かない」、榊原氏は「親のするところを見せる」「まねとほめることをうまく活用する」と説明されていました。

 専門家としてのアドバイスとしては極めて曖昧で恥ずかしいものです。トレーニングを嫌がっていたら実施しないのであればいつまでも嫌がる子どもがいたらどうするのでしょうか。ほめることについてもまずトイレに入ることを嫌がっているから成功したらほめるというのは無理なことです。

 この場合、好子を使うこととスモールステップで実施することが望ましいです。最初は便座に5秒座ることからでよいので、お菓子等で強化します。それでも難しい場合はトイレに行っただけで好子を与えて問題ないです。好子がきちんともらえれば必ずトイレを嫌がらなくなります。 

 結論として番組では「トイレは心身の発達に関係しているから発達に合わせ無理せず進める」としています。要するにうまくいかなければ、発達段階がまだ未熟だからと説明できる訳です。

 では発達障害の子ども等はいつまでもできないのでしょうか。そうではありません。トイレトレーニングの方法を元に実践して頂ければ必ずできるようになります。このような専門家の妄言に騙されないようにして下さい。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

きょうの健康 気になる子どもの発達障害「症状にあった治療」

 医師であり横須賀市療育相談センター所長である広瀬宏之氏が解説をしていました。

 まずは、何事も発達障害かどうかを正確に診断する必要があるとのことです。

 何度かお伝えしていますが、発達障害とは程度の問題です。児童相談所や児童精神科医にかかる時点で問題は起きているのですから、「発達障害の診断基準に当てはまらない」から支援をしないというのはナンセンスです。障害名を気にするのではなく症状を気にするべきです。

 発達障害への対応・治療は環境づくり、療育、薬から成り立っていると説明されていました。例として落ち着きのない子どもを教室の一番前の席に座らせたというケースが取り上げられていました。

 落ち着きのない子どもを教室の一番前に座らせるというのは環境調整ですが、プロンプトの一種であるので、そのままでは子どもはいつまでたっても落ち着けません。

 重要なのは、離席等の問題行動がなかった日に賞賛をし、自信をつけさせ、行動を減らしていく必要があります(他行動分化強化)。

 医者という立場からなのか、薬を使うことを簡単に捉えすぎています。多動、自傷、他害に投薬をすると説明していましたが、これはとても危険なことです。特に他害行動がある子どもは薬によって押さえているだけであれば、成長して知恵がつけば、服薬を拒否しそうすれば他害行動を阻止できなくなります。

 「落ち着けない子どもに対して教師が『落ち着いて』と言っても意味が分からない。薬によって落ち着いている状態を実感させる。そして薬を使っていなくても自分の力で落ち着けるようになる」とも言っていました。むちゃくちゃな理論ですね。落ち着いている時に「落ち着いていて、すごいね」と声かけすればいいだけですから。薬を使わなくてもよいようになるケースは確かにあります。ですが、薬でしか行動をコントロールしていなければとても危険です。必ずABA等の行動変容法を取り入れるべきですが、一切ふれられていませんでした。おそらく、単純に知らないのでしょう。

 このように「薬も支援の一つとして考える」のではなく、「薬しかない」という方法を提唱する医者は信頼するに値しません。薬の使用を薦めますが、それ以外に環境を変えるというようなアドバイスを送る者には気を付けて下さい。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
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すくすく子育て 子どもに伝わる叱り方

 1歳の子どもが歯が生え始め、両親を噛むようになり、それを消すために両親は
・目を見て叱る
・大きな声をあげておこる(「痛いよ、やめてね」と大きな声で伝える)
という対応を取っています。
 これに対して東京学芸大学教授、岩立京子氏は
・基本はあっている
・因果関係をわかりやすく伝えるために噛まれた手の箇所を見せてわかりやすく伝える
・表情豊かに繰り返し怒れば理由は1歳の子どもにも伝わる
とアドバイスをしています。

 全く的外れな意見です。まずは大声を上げることによって子どもは好子による強化をされているように見受けられました。大きな声を出すと、ほめることと叱ることは似てしまいます。

 武庫川女子大学教授、倉石哲也氏は
・注目を払って、子どもが喜んでいるように見える
・毎回叱らず、たまには違うことをさせることによって気をそらせる

 注目獲得行動である可能性は高いですが、だからといって毎回対応が変われば噛む行動は消えません。

 適切な対応は
・噛んだら、抱っこ等していても下におろし、距離を離してしばらく相手にしない(軽いタイムアウト
・噛んでもよいおもちゃを渡す(対立行動分化強化

 こうすれば、噛む行為をした時は両親から離れるという負の弱化が起こり、噛む行為はできますので行動が消えやすくなります。

 発達&叱り方ポイントにおいて
 0歳では表情・態度はわかるので、表情やしぐさに重点を置いて叱ることを薦めています。例えば、「痛い痛い、ママ悲しいよー!」と表情は大げさに叱りましょうと説明されています。

 全く間違えていますね。ここで教えているのは行動の強化の仕方です。

 1,2歳は叱られていることはわかるけど、応用が利かないのでその時その場で繰り返すということが推奨されています。
 3歳からは言葉がわかり始めるが、子どもが期待する言い回しで、例えば「歯磨きしないとばい菌さんが来るよ~」と納得する言い回しで伝えるという方法を言っていました。
 4~5歳でルール・理由がわかり始めるので、きちんと説明しながら叱るようにしましょうと言われていました。

 このようなアドバイスを聞くといつも思うのですが、「叱られていることはわかっている」といったとはなぜわかるのでしょうか。重要なのは叱ることではなく、行動が少なくなっているかどうかです。よって、年齢にあわせて説明するよりは行動に分けて説明されるほうが具体性があります。

 外で走ってしまう、食事中にテレビが見たいと怒って本を投げてしまう2歳の子どもに対して岩立京子氏は
・「危険な時」「道徳に反した時」は叱る
・先に約束をして適切な行動を教える
・テレビが見たいと泣いてしまった場合はテレビを見せてからごはんを食べさせる

 先の2つに関しては同意しますが、最後の1つは話になりません。これをしてしまうと、泣く、暴れる行為が強化されてしまいます。

 倉石哲也氏は
・叱っていない場面で子どもに注目してあげる

 これは他行動分化強化のことです。

 これに対する適切な対応は
・危険な場面(道路を走って行ってしまう等)ではまずは必ず手をつなぐ等環境調整をし、その間にその行動を「えらいね、手をつなげて歩けているね」等とほめて、場合によってはお菓子等の好子を与えて強化します。手をつなぐ行動が習慣化したら少しずつ手を握る力を弱くし、それでも一緒に歩けるようにする
・テレビが見たいと泣く場合は、まずは「テレビが始まるから早く食べよう」と言ってごはんを食べることを促す。間に合わない場合はビデオ録画して、「後で見ようね」と声をかける。本を投げたりする場合は消去バーストが起こっているので消去し、落ち着いたら自分が投げた本を拾わせ片付けさせる(軽い環境に対する過剰修正法
・いつもならば走ったり泣いたりしている場面で我慢ができていたら大げさに誉めて強化する(他行動分化強化)

 以上が考えられる適切な対応です。
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