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環境を変える5(指示の明確化)

 環境調整の5つ目の方法は指示の出し方を工夫する事です。

 有効な指示の出し方での注意点を守って指示をだすようにしましょう。

 また、ルールの明確化でも述べたようにポジティブな声かけを目指しましょう。

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環境を変える4(ルールの明確化)

 環境調整の4つ目の方法はルールの明確化です。

 望ましい行動を予め伝えることにより、望ましくない行動を防ぎます。

約束表が使われることが多いですが、言葉で伝えてもよいです。以下のルールがあります。

1.望ましい行動や望ましくない行動を
2.親と子どもの間で具体的に取り決め
3.その内容を理解できるようにする

 実は、これトークンシステムのルールと全く同じです。

 ここで、注意すべきなのは「~しない」ではなく、「~しよう」とポジティブな表現を使う事です。同じことを指示していても子どものやる気が全く変わります。子どもをのせるのも大切なスキルです。

 指示を聞かない時の声かけも「○○しないと□□できないよ」と伝えるのではなく、「○○して□□しようよ」と子どもが反発せずに取り組める声かけを心がけて下さい

            mother-09.jpg


環境を変える3(課題・方法の環境を変える)

 環境調整の方法、3つ目は課題・方法の環境を変える方法です。課題を工夫したり、方法を変えることにより望ましい行動をひきだします

 以下のような方法があります。
1.好きな物を利用する
 例えば、好きなキャラクターの歯ブラシを買うだけでも歯磨きがしやすくなります。

2.方法を簡単・明確にする
 方法を簡素化、明確化する方法です。
 映像で見てみましょう。


同じ機能を持つならば、簡単な方法をつかってもいいですよね

 掃除機のかけ方を教える方法を見てみましょう。


実践編


 掃除機をかけることはできますが、私はこの方法には欠陥があると思います。一つ目は準備が大変であること、もう一つは隅のごみがたまるところは掃除機がかけられていないことです。

 私がもし、掃除機のかけ方を教える場合は細切れにした新聞紙(BB弾でもよいです)を部屋中にばらまいて、それが全てなくなるように子どもに掃除機をかけさせます。要は、方法は自分で考え、最終的にはきれいになればいいのですから

環境を変える2(スケジュール化)

 環境調整の2つ目の方法はスケジュール化です。つまり、時間の環境を整えることによって望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らします。

 スケジュール表を作成する時は以下のことに注意します。
1.子どもが理解できるものにする
 理解できないと意味がないです。

2.やさしい活動とがんばる活動を交互に
 勉強の合間におやつ、等楽しい活動を挟むようにしましょう。集中時間に合わせ、こまめに活動を入れ替えるのもOKです。プレマックの原理も使いましょう。

3.可能な場合は子どもと相談しながら決める
 やることは決まっていてもやる順番を決めさせる等すると子どものモチベーションがあがります。

4.必ず文字も載せる
 絵だけのスケジュールを使っているケースがよくみられますが、ほとんどの子どもは最終的に文字だけでも理解できるようにしましょう。最終的に絵をなくすというプロンプトフェーディングをするため、文字も載せておきましょう。

5.必ず言語で説明する
 スケジュール表を見せるだけでなく、必ず言葉で説明しましょう。最終的に言語による指示のみで行動できるようにするためには必要です

 ではスケジュールの例を見てみましょう(クリックで拡大)。スケジュール作成にはbo-symbolたびぃ's mileを使わせて頂きました。ありがとうございました。
スケジュール1
 
 オーソドックスなスケジュールはこんな感じですね。最初はこれでかまいません。文字が載っていますね。

スケジュール2

 次の段階はこのスケジュール表です。理解できていたらこの形でよいです。

スケジュール3

 時計が一部表示されなくなりましたね。7時ちょうどの場合などは理解できる可能性が高いので、その場合はわざわざ時計の表を載せる必要はありません。特に、いつも同じスケジュールの場合は覚えられる可能性が高いです。

 このように、スケジュール表を使う場合もどんどん絵や時計盤などのプロンプトを減らしていくべきです。

 最終的にはスケジュール表を使わず、音声による指示のみで行動できるようにしていきましょう

 

環境を変える1(身の回りの環境を変える)

 環境調整の方法の一つは、文字通り、身の回りの環境を変えて悪い行動を防ぎ、よい行動を出していこうという方法です。

例を挙げてみます。
・子どもが飛び降りないように窓に柵を付けた。
・子どもが扇風機に指をつっこまないようにカバーをかけた。
・子どもが割らないように花瓶を片づけた。

 お気づきの方もいると思われますが、上記の方法では根本解決はできません。環境調整により学習の機会も奪っているからです。よってこの方法を抹殺法と呼ぶ場合もあります。

 モンゴルの遊牧民の話をします。彼らは”ゲル”と呼ばれるテントに住んでいます。冬になるとゲルの真ん中に大きなストーブを設置して室内を暖めています。動き回れるようになった赤ちゃんがストーブに興味を持つと、大人はわざとストーブに触らせるそうです。当然、赤ちゃんはやけどをしますが、以後ストーブには近づかなくなります。

 日本ではかつて公園や学校に箱型ブランコや回旋塔等、危険な遊具がたくさんありました。ですが、けがをする子が絶えないという理由で撤去されてしまいました。けがをする機会を無くしたら、果たして子どもは危険な事の区別がつくようになるでしょうか

 環境調整は一種のプロンプトです。幼少時に窓に柵をつけること等は生命の安全を守る上で必要ですが、命に危険がない、少し怪我をするような適度に危ない物に対しては環境調整をするべきではないと思います。もしけがをしても、子どもは学習し、二度とけがしないようになるでしょう。

 子どもが失敗して転ばないように育てるのではなく、転んだ時の起き上がり方や立ち直り方を教えてあげる方が、子どもの生きる力になります。
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